医師紹介|いながきクリニック(小児科・アレルギー科)

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医師紹介

院長よりご挨拶

院長 稲垣 真一郎

いながきクリニック院長 稲垣真一郎と申します。
1995年に代々木八幡に開業した父の診療所を2018年4月1日より継承致しました。
新体制では、私が小児科・内科診療を行い、父も従来の内科・小児科・心療内科を継続し力を合わせて地域の医療に更なる貢献をしたいと考えています。

小児科では、大学病院や小児専門病院で学んだ知識を生かし、地域のお子様の健康を第一に考え、お子様やそのご家族に寄り添う医療を目指しています。
また、通常の小児科診療はもちろん、成長・発達、予防接種についてなど、子育て中に生じる様々な心配や不安を、保護者の皆様と一緒にできる限り解決したいと考えています。
私自身も3児の父として、日々子育てに奮闘しております。始めは不安も多かったですが、今では楽しく子育てをしています。子育てを楽しいものにするお手伝いができれば、と考えております。

内科では、保護者の方の感冒だけでなく、糖尿病、高血圧、高脂血症、喘息・呼吸器疾患など総合内科として幅広く健康管理・服用管理など行います。実際、親子3代で通われている患者様もいらっしゃいます。

更に、私の専門でもありますアレルギー外来を新たに増設し、前職施設の国立成育医療研究センターアレルギー科とも連携をとりながら、経口食物負荷試験を含めた食物アレルギーやアトピー性皮膚炎、気管支喘息、花粉症・アレルギー性鼻炎などの最先端のアレルギー診療も行っています。

昨今、医師の専門化が進んでおり、何でも相談できる「町のお医者さん」は少なくなっています。そのため、何科を受診すればさえいいかわからないことも多いと思います。
当院では、近隣の日赤医療センター、都立広尾病院、東京医科大学病院、慶應大学病院、国立成育医療研究センターなど多くのネットワークがありますので、必要に応じてご紹介させて頂きます。

小児科・アレルギー科・内科の地域から信頼されるクリニックをスタッフ一同目指して参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

学歴

2002年 日本医科大学医学部医学科 卒業
2012年 日本医科大学医学部大学院 微生物免疫学教室卒業(小児科学 甲 学位取得)

医学博士
日本医科大学小児科非常勤講師
日本小児科学会認定専門医(登録番号30001号)
日本アレルギー学会認定専門医(登録番号4440号)

勤務経歴 日本医科大学付属病院小児科
葛飾赤十字産院NICU(新生児集中治療室)
さいたま赤十字病院小児科
神奈川県立こども医療センター 総合診療科レジデント
(新生児、小児循環器、集中治療、神経、内分泌、感染症、アレルギーなど小児専門治療)
国立成育医療研究センターアレルギー科
(食物アレルギーの診断バイオマーカーの開発研究、アトピー性皮膚炎の角層代謝産物の研究、アレルギー発症予防の研究に従事)
所属学会 日本小児科学会
日本アレルギー学会
日本小児アレルギー学会
日本小児臨床アレルギー学会
アメリカアレルギー学会(The American Academy of Allergy, Asthma & Immunology)
ヨーロッパアレルギー学会(The European Academy of Allergy & Clinical Immunology)
地域医療
活動
渋谷区立元代々木保育園園医
渋谷区立大向保育園園医
太陽の子代々木西参道保育園園医
渋谷区立幡代小学校校医

勤務医時代に特に専門とした分野

  1. 食物アレルギーの経口負荷試験と経口免疫療法
  2. アトピー性皮膚炎のプロアクティブ療法
  3. 気管支喘息
  4. アレルギー性鼻炎に対する舌下免疫療法

それぞれの治療内容のご説明のページへリンクしております。

主な英語論文

  1. Urinary prostaglandin D2 metabolite appears to be a useful biomarker for evaluating the status of egg oral immunotherapy in children.
    Inagaki S, Nakamura T, Natsume O, Yamamoto-Hanada K, Fukuie T, Narita M, Shimosawa T, Murata T, Ohya Y.
    J Allergy Clin Immunol Pract. 2021 Jul 15:S2213-2198(21)00771-6.
  2. Food-induced anaphylaxis among children weighing less than 15 Kg: A single-center case series of the pediatric emergency department.
    Tabata K, Fukuie T, Narita M,Inagaki S, Ohnishi S, Tsuji S, Kubota M, Ishiguro A, Ohya T. Int Arch Allergy Immunol. 2021(in press).
  3. Prostaglandin D2 metabolite is not a useful clinical indicator for assessing atopic dermatitis.
    Inagaki S, Nakamura T, Hamasaki Y, Yamamoto-Hanada K, Fukuie T, Narita M, Shimosawa T, Murata T, Ohya Y.
    Clin Exp Dermatol. 2021 Jan;46(1):130-134.
  4. Urinary lipid profile of atopic dermatitis in murine model and human patients.
    Nagata N, Hamasaki Y, Inagaki S, Nakamura T, Horikami D, Yamamoto-Hanada K, Inuzuka Y, Shimosawa T, Kobayashi K, Narita M, Ohya Y, Murata T.
    FASEB J. 2021 Nov;35(11):e21949.
  5. Complementary and alternative medicine and atopic dermatitis in children.
    Sato M, Yamamoto-Hanada K, Yang L, Irahara M, Ishikawa F, Iwama-Mitsui M, Saito-Abe M, Miyaji Y, Inagaki S, Fukuie T, Nomura I, Narita M, Suzuki K, Ohya Y.
    J Dermatol Sci. 2020 Jan;97(1):80-82.
  6. Urinary PGDM, a prostaglandin D2 metabolite, is a novel biomarker for objectively detecting allergic reactions of food allergy.
    Inagaki S, Maeda S, Narita M, Nakamura T, Shimosawa T, Murata T, Ohya Y.
    J Allergy and Clinical Immunol. 2018 Nov;142(5):1634-1636.e10.
  7. Early aggressive intervention for infantile atopic dermatitis to prevent development of food allergy: a multicenter, investigator-blinded, randomized, parallel group controlled trial (PACI Study)-protocol for a randomized controlled trial.
    Yamamoto-Hanada K, Kobayashi T, Williams HC, Mikami M, Saito-Abe M, Morita K, Natsume O, Sato M, Iwama M, Miyaji Y, Miyata M, Inagaki S, Tatsuki F, Masami N, Nakayama SF, Kido H, Saito H, Ohya Y. Clinical and Translational Allergy. 2018 Nov 23;8:47.
  8. SCCA2 is a reliable biomarker for evaluating pediatric atopic dermatitis.
    Nagao M, Inagaki S, Kawano T, Azuma Y, Nomura N, Noguchi Y, Ohya Y, Fujisawa T, Izuhara K. J Allergy and Clinical Immunol. 2018 May;141, 5:1934–36. e11.
  9. HTLV-I-infected breast milk macrophages inhibit monocyte differentiation to dendritic cells.
    Inagaki S, Takahashi M, Fukunaga Y, Takahashi H. Viral Immunol. 2012 Apr; 25(2):106-16.
  10. Induction of CD56+ T cells after prolonged activation of T cells in vitro: a possible mechanism for CD4+ T-cell depletion in acquired immune deficiency syndrome patients.
    Takahashi M, Matsumura J, Inagaki S, Takahashi H. Hum Immunol. 2011 Oct; 72(10):783-90.
  11. An asymptomatic heterozygous female with fabry disease: implications for enzyme replacement therapy.
    Inagaki S, Migita M, Hayakawa M, Fujita A, Yoshida J, Ishizaki M, Kotani M, Sakuraba H, Shimada T, Murakami M, Fukunaga Y. J Nippon Med Sch. 2005 Dec;72(6):387-390.

学会発表(直近、院長発表のみ)

  1. 小児食物アレルギー患者の免疫療法効果予測としてのプロスタグランジンD2尿中代謝産物の有用性. 第67回日本アレルギー学会学術大会 2018.6(千葉)
  2. Serum squamous cell carcinoma antigen-2 (SCCA2) is a reliable biomarker for detecting the clinical severity of atopic dermatitis in children. ヨーロッパアレルギー学会 2018. 5(ドイツ・ミュンヘン)
  3. Urinary tetranor-PGDM, a metabolite from prostaglandin D2, could it be a reliable marker to evaluate the effectiveness of oral immunotherapies for children with food allergies? アメリカアレルギー学会 2018.3(アメリカ・フロリダ)
  4. 小児アトピー性皮膚炎患者におけるプロスタグランジンD2 (PGD2)尿中代謝産物測定の検討.第54回日本小児アレルギー学会学術大会 2017.11(宇都宮)
  5. 当院における食物依存性運動誘発アナフィラキシー(FDEIA)誘発試験の検討. 第66回日本アレルギー学会学術大会 2017.6(東京)
  6. Urinary tetranor-PGDM, a metabolite from prostaglandin D2, is a new marker to detect the severity of immediate allergic reactions evoked by the oral food challenge in children with food allergy アメリカアレルギー学会 2017.3(アメリカ・アトランタ)
  7. 食物経口負荷試験での重症度判定における尿中プロスタグランジンD2(PGD2)代謝測定の有用性.第65回日本アレルギー学会学術大会 2016.6(東京)
  8. 食物経口負荷試験における陰性判定例とその後の除去解除に関する検討. 第54回日本小児アレルギー学会学術大会 2015.11(奈良)

理事長よりご挨拶

理事長 稲垣 稔

学歴

1974年 慶應義塾大学医学部卒業

医学博士(慶應義塾大学)
日本小児科学会専門医
日本血液学会専門医

新しい時代の小児医療へ

当院は、祖父が1955年に渋谷区恵比寿に内科医院を開業した後、父が小児科医院を、さらに私が富ヶ谷で1995年に小児科中心のクリニックを開業、2008年に代々木八幡駅北口に移転し、現在に至ります。
すでに60年以上を渋谷区の皆様と共に歩んでまいりました。
その間、小児科医として地域でできることの一つとして渋谷区立小学校に20年校医として従事し、同時に不登校、発達障害などのカウンセリングを臨床心理士グループと一緒に続けております。この60年以上の間に、医療はすさまじい進歩を遂げ、医師を志す者は臓器ごとに細かく専門分野が分かれた診療領域を選び、学ぶようになっております。
しかし小児科はいまも患者さんの年齢で分けられた分野です。そのため小児科医はどの分野の医師よりもあらゆる臓器を知り、病がもたらす症状を学ばねばならないと私は考えております。

私は小児科専門医であると同時に、子供たちの心と精神の健全な発達をお手伝いできる分野を学んできました。
2018年4月から新院長になった稲垣真一郎医師は、小児科の専門医であると同時に、今や現代病ともいわれ、国民の三人に一人が発症しているともいわれるアレルギーの分野を学んでおります。
時代とともに求められる医療も少しずつ変わってきます。
しかし、子供たちの健やかな成長を支えることが、私たちの未来を切り開いていくことだけは変わることのないことです。
いながきクリニックは医師としてそれぞれの専門分野で、新時代の小児医療で、子供たちの成長を支えるお手伝いを続けていきたいと願っております。