小児科|いながきクリニック(小児科・アレルギー科)

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小児科

小児の疾患は急速に進行し悪化しやすいことがあります。ちょっとした兆候に気付かなかったために次回の診察時にはかなり進行・悪化してしまっていたりすることが少なくありません。
当院では専門病院での豊富な診療経験のある専門医がしっかり診察し、ご両親のご不安を解消致します。

「大変。もしかしたらひどい重症な病気かしら」
症状が重く見えて、実はよくある疾患ということもあります。
「このくらい、よくあることね」
症状が軽そうに見えて、実は重い病気ということもあります。

例えばお子様が以下のような症状の時、慌ててしまいますか?「大丈夫」と様子を見ますか?

発熱

小児科領域では最も多く見られる症状です。「元気だから」、「風邪症状がないから」という理由で様子を観察される場合があると思います。しかし、症状がない発熱こそ難しいのです。
例えば、咳も鼻もないのに、発熱が何日も続くので、受診したら尿検査で白血球が検出されて腎盂腎炎の診断となったお子さん、何となく足を動かさず、おむつを替えるときに激しく泣くので受診したら化膿性関節炎だったお子さんなど、いずれも速やかに治療する必要がある病気が隠れていることがあります。

せき(咳嗽)

咳嗽の原因は多岐にわたります。風邪だと思っていたけど、咳だけが続いている。一応市販の咳止めは飲ませたけれど、あまり改善がない、ということはありませんか? 咳と一言に言っても、その原因はたくさんあるのです。
咳に「ゼーゼー」を伴えば喘息、「ケーンケーン」という咳であればクループ、などは比較的わかりやすいのですが、長引く咳には細菌性やマイコプラズマなどの肺炎、百日咳感染症、副鼻腔炎などが隠れている場合もあります。喘息では重症化するとゼーゼーは聞こえなくなる場合もあるので要注意です。
また、元気なお子さんが突然咳をし始めたら、食べ物やおもちゃなどの異物誤飲も稀ではありますが考慮しなければなりません。

湿疹

乳児健診でお母さまから最も多いご質問の一つが、赤ちゃんの湿疹です。「この湿疹は乳児湿疹なのか、アトピー性皮膚炎なのか」、と迷われる方は多いのではないでしょうか。
アトピー性皮膚炎は、痒みを伴う湿疹を認めます。生後数か月から成人まで幅広い年齢層で見られる疾患です。生まれてすぐに湿疹が出て、乳児湿疹と言われて様子を見ていたのに、どんどん皮膚の赤みが広がり、かゆみも増えて夜も眠れなくなってしまうことがあります。夜間の睡眠不足は成長ホルモンの分泌が抑制されて、発育にも影響を及ぼします。

また、アトピー性皮膚炎は食物アレルギーの原因ともなるため、初めて卵を食べたら全身に蕁麻疹が出た、という患者さんもいらっしゃいます。早めに湿疹の治療をすれば食物アレルギーを予防できる可能性が高まると言われています。しかし、乳児湿疹とアトピー性皮膚炎の鑑別は意外と難しいため、治療の開始が遅れてしまうことがあります。

いかがでしょうか?
ご両親の目に見えるお子様の症状と、実際にお子様の体の中で起きていることは実際に診察をしてみないとわからないことが多いのが小児科の特徴でもあります。お子様の病気に関して自己診断をすることは危険なこともありますのでぜひ当院にご相談ください。